いわき市湯本 変形性腰椎症の症状緩和
2016-07-13
整体や整骨院の施術も変形性腰椎症の症状緩和につながる
腰がだるい・重い・鈍い痛みを感じる、動作の始まりや疲れた時に腰が特に痛む、後ろに反らせると腰の痛みが強まる、腰からお尻にかけての痛みや足のしびれがあると言った腰痛の特徴がみられる方は、変形性腰椎症が発症している可能性があります。
また、女性の場合には更年期障害の一部として発症する場合が多くて、骨粗鬆症や循環障害を伴って起きるケースがよくあるのです。
では、このような症状がみられる変形性腰椎症とは、どのような病気なのでしょうか?
椎骨という骨とクッション的役割をする椎間板という軟骨組織が積み重なって背骨は構成されています。
こうした背骨を構成する組織は、加齢による老化や長年にわたる腰への負荷の蓄積によって、潰れたり左右に飛び出したりと徐々に変形して行くことがあります。
特に、椎間板は加齢により水分量が減少すると弾力性がなくなって、衝撃を十分に吸収できなくなってしまいます。
そうすると椎骨同士の摩擦も増加してしまい骨がすり減って、骨の一部が増殖して骨棘と呼ばれるトゲ状に変形します。
その変形し発生した骨棘が神経などの周辺組織に対して刺激を与えると痛みなどの症状が起こります。
また、それと共に椎骨を支えている靭帯が硬くなったり、弱くなったりして椎骨にズレが生じてしまうこともあるのです。
このように加齢に伴う老化現象が積み重なるとこで、背骨が変形して痛みなどを発生させるのが変形性脊椎症で、腰部の腰椎で発生すると変形性腰椎症というのです。
主な原因は先に触れたように加齢や長期にわたる腰への負担の蓄積による腰椎の変形で、加齢が主な原因なので高齢者の男性に多く発症します。
また、長年にわたって腰に負担をかけ続けてきた重労働者や腰を使う激しいスポーツを続けた人、肥満ぎみの人・若い頃から腰痛のある人・腰のケガや病気を繰り返している人なども発症しやすい人です。
それから更年期障害のある中高年の女性の場合には、先にも触れましたが更年期障害の一部として発症するケースも多いです。
症状が進行すると神経の束の馬尾神経が圧迫されて、足にしびれや冷えを感じる坐骨神経痛が起こったり、少し歩いただけで足が痛むので休息しながらでないと歩行できない間欠跛行が起こったりします。
また、このように症状が進行すると腰部脊柱管狭窄症を併発している可能性が考えられます。
治療としては、老化現象のひとつなので完全に治すことは難しくて、症状を緩和する保存的療法が基本となります。
主に、体操などで腰を支える力を強くする運動療法、血行を良くするために患部を温める温熱療法、痛みを和らげる鎮痛剤などを服用する薬物療法が中心です。
その他には、コルセットをつけて腰を保護する装具療法、腰の関節のすき間を広げる牽引療法なども行われることがあります。
このような病院での治療と共に、整体や整骨院での治療も症状を緩和することができるので、施術を受けてみることを考えみるのも良いです。
ただ改善が見込めなく症状が重い場合や日常生活に支障が起こる場合は手術を検討する可能性もあります。
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