いわき市湯本 骨格のバランス
2016-07-10
急性腰痛症の予防・再発防止は骨格のバランスを整えること
俗にぎっくり腰と呼ばれる症状は、整形外科的には急性腰痛症という病名になります。
前屈して重い物を持ち上げる時や日常生活の何気ない動作で発症して、激痛を伴うことからその場からまったく動けなくなることも少なくありません。
その為か欧米では「魔女の一撃」と呼ばれています。
しかし、画像診断が主なものとして診断する整形外科では、腰部で何が起きているか、どうして発症するのか分からないとしています。
その為に適切な治療をすることもできなくて、痛みどめや湿布、コルセットの着装など保存療法で症状が治まるのを見守ることが多いのです。
そして、根本的な改善がされていないことから再発することも多くて、急性腰痛症は繰り返すことが多い症状として不安に怯えた腰痛人生を送っている方も少なくありません。
一方、整体や整骨院など東洋医学の治療院では、発症する原因は腰部の筋肉や筋膜が障害される、腰部や骨盤を構成している骨と骨をつなぐ靭帯が障害されると考えます。
そして、その障害を発生させるのは、長年にわたる不良姿勢や偏った体の使い方などによる全身のバランスの崩れと考えます。
つまり、ぎっくり腰が発症する条件が整った状態で、その時に引き金となる行動をしたことで発症するのであって、起こるべくして起こった症状と言えるのです。
そのように考えると急に発症したように見えるけど急性ではないので、予防することも再発を防止することも可能と言えます。
まず知っておいてはしいことは、昔ならぎっくり腰になったら安静にすることが大切といわれていましたが、今では安静にし過ぎると腰痛を悪化させる原因となることが分かってきました。
痛みがあって炎症している時は安静が必要ですが、ある程度痛みが軽減されたらできる範囲で動くことも必要です。
このように動かせる部位に関してはできるだけ動かすのが、症状を早く治すコツのひとつと言うことを知っておくと良いです。
再発予防のために心がけることは、腰に負担のかかる動作や姿勢を避けるようにすることです。
ただ、実際のところ考えながら動作することは難しいですし、腰を気にし過ぎることで腰痛を慢性化させてしまうこともあるので、できる範囲でと気軽に捉えることも大切です。
また、適度な運動を行うことや肥満を防ぐことが、治療や予防・再発防止に役立つといわれています。
これも同様にできる範囲で定期的におこなう程度で良いですし、ウォーキングなど日常生活で動くだけでも十分と考えておくと良いです。
体重が重いと腰や膝に負担がかかると考えられていますが、人間の骨格は100kg程度の体重なら十分支えられるようにできています。
この点も過敏に心配する必要はないのですが、何よりも注意したいことは正しい姿勢と骨格のバランスです。
正しい姿勢は筋肉の緊張も少なくて血液の流れを良くして呼吸も安定させるので、正しい姿勢を維持することが大切です。
そして、その為には骨格のバランスを整えることが必要で、整体や整骨院で骨格面の施術をすることで急性腰痛症の予防・再発防止につながるのです。
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