いわき市湯本 坐骨神経痛
2016-07-07
東洋医学から考える坐骨神経痛について
人間の体内にある神経の中で最も太く長い末梢神経が坐骨神経で、腰のあたりから足の先まで伸びています。
この坐骨神経が何らかの原因によって障害を受けることで、神経の走行に沿って痛みやしびれなどの症状が発生するのが坐骨神経痛です。
ただ、この呼び名は腰痛と同じで病名ではなくて症状名なのです。
症状としては片方だけに痛みやしびれなどの症状が出ることが多くて、お尻から脚にかけて疼くような感じやビリビリと電気が走るような症状が発生します。
また、力が入りにくい感覚になったり、脚が上げにくかったり、10分程度歩行するだけでお尻や足が痛くなってくることもあります。
それから寝返りを打つと痛みを感じるために夜眠れないといったことも症状として起こるのです。
原因としては様々なことが考えられるのですが、発症させる病気として腰椎椎間板ヘルニア・脊柱分離症や脊柱すべり症・脊柱分離すべり症などがあります。
また、脊柱管狭窄症・変形性腰椎症・梨状筋症候群・脊椎や骨盤内の腫瘍なども原因となる病気で、その他にも原因と考えられる病気があるのです。
この坐骨神経痛に対する整形外科など一般の病院で行われる治療としては、湿布・消炎鎮痛剤・筋弛緩薬などの処方する薬物療法、電気治療や腰部の牽引などの物理療法があります。
また、硬膜外ブロック注射・選択的神経根注射・坐骨神経ブロック注射などにより痛みを止めるブロック注射、コルセットを装着して動かないようにする装具療法もあります。
その他には筋トレやストレッチと言った運動療法など保存療法がおこなわれますが、麻痺やシビレが酷い時には手術することを勧められる可能性もあります。
ただ、こうした病院での治療を受けても改善されないこともあります。
それはなぜなのかというと、病院での治療は症状が発生している部分だけを見て、症状を抑える治療が根本だからです。
つまり、根本的な原因に対するアプローチができていないからなのです。
その点、東洋医学の整体では、肉体的・精神的な緊張や体の歪みにより全身のバランスが崩れ、その結果としてお尻の筋肉が緊張することが原因と考えます。
その考えから整体では症状が発生している部分だけに捉われないで、根本の原因となる全身のバランスを整える治療を行うのです。
また、一人ひとりの状態に合わせた施術を行うことにより発症している状態を改善するのです。
具体的には、体の土台となる足の歪みや捻じれを調整して、正しい姿勢で立てるように整えます。
また内臓が疲労すると姿勢が悪くなって腰やお尻周りの筋肉の緊張が強くなるので、内臓の状態を整えて体の緊張を取り除いていきます。
それから、ストレスによって筋肉や内臓を緊張させて正常な動作ができなくなると、それにより連鎖的に緊張を生じてしまいます。
整体の施術で体の状態を整えるとストレスが抜けるようになって、それにより体も正常に機能する良い連鎖が生まれるのです。
このように西洋医学と東洋医学の違いがあるので、病院での治療で改善されない場合には、整体や整骨院での治療を検討してみると良いです。
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