いわき市湯本 急性腰痛症
2016-07-06
ぎっくり腰は急性腰痛症と言われるが急性ではないのかも?
急に腰部に激痛がはしる症状として有名なのが「ぎっくり腰」で、この呼び方は俗称であり正式には急性腰痛症と呼ばれているものです。
ふとした瞬間、急な動作、重い荷物を持とうとした時、体を捻った時など、何気ない日常の行動や動作で、その場にうずくまらなければいけないほどの激痛が走るものです。
そして、この痛みは経験したことがなければ分からないと言われるほど、強い痛みが急にやってくるのです。
また急に激痛に襲われることから、欧米など海外では「魔女の一撃」とも呼ばれているのです。
このように急激に症状が発症することから、原因はその時の動作や行動にあると考える方も少なくありません。
例えば、重い荷物を急に持ち上げたからなどです。
しかし、発症に至った理由は急に現れたのではなくて、日々の疲労の蓄積などにより腰部を支える機能が低下している時に、何らかの衝撃がきっかけになって腰部を支える筋肉・関節・椎間板などを痛めたのです。
つまり急性腰痛症と言われていますが、ある意味急性ではなくて起こることが必然と考えることもできるのです。
では腰部を支える機能を低下させてぎっくり腰を発症させる本当の原因には、どのようなことが考えられるのでしょうか?
まずは生活習慣による影響があって、座り仕事や立ち仕事、細かい作業など同じ姿勢を長時間続けると、疲労する筋肉や負担がかかる部位が偏ってしまいます。
そうすると筋肉が硬縮して血流も滞りやすくなって腰を支える筋肉機能が低下してしまいますし、骨盤をはじめとして骨格の歪みを招いてしまいます。
精神的ストレスが影響することも考えられることで、精神的な負荷がかかることにより筋肉が緊張して血流が滞り腰を支える筋肉機能が低下することになるのです。
不思議に感じ方もいるでしょうがスポーツによる影響もあります。
運動前後の体操やストレッチなどでケアをしないと筋疲労が残ってしまいますし、筋肉の機能バランスが悪いと腰に負担をかけてしまうことがあるのです。
その他、別の病気による影響で腰部を支える機能を低下させ発症することもあるのです。
例えば、転移性骨腫瘍や椎体骨折など脊椎に問題がある場合、急性膵炎や腎盂腎炎など内臓疾患がある場合、心因性の腰痛がある場合などが考えられます。
このようなことで腰部を支える機能を低下させて発症させるのですが、炎症により急激な激痛が生じていることは確かなので、応急処置としては安静にして患部を冷やすと良いです。
そして2~3日すると炎症も徐々に解消されるので、今度は痛めた部位を温めて血流の改善を心がけると良いです。
それから炎症が治まったら筋肉の硬縮や骨盤の歪みなどに対してアプローチしていくことが対処する秘訣で、整体や整骨院で施術を受けると良いです。
また、何らかのきっかけによって再発する可能性も考えられるので、整体や整骨院の施術で筋肉の硬縮や骨盤の歪みなどを改善して体のバランスを整え再発しない体にすることも大切です。
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